ケアハウスの求人を探す際の大きなポイントは、介護型と一般型のどちらの求人に応募するかという点です。
ほかにも転職エージェントを利用するなど求人探しのポイントはありますが、ケアハウスは一般型と介護型で仕事内容が変わってしまうため、特に注目すべき点といえるでしょう。

介護型というのは特定施設入居者生活介護の指定を受けている施設のこと、一般型は指定外の施設のことをいいます。
特定施設入居者生活介護の指定を受けている場合、施設は直接介護サービスを提供することができます。
指定を受けていない場合は、ケアハウスは社会生活を送るための間接的なサポートのみで介護部分に関しては外部委託などの対応になります。
この事業内容の違いによって、介護職員の勤務条件や業務内容も変わるのです。

例えば指定を受けていない一般型の施設は、早朝からお昼過ぎまでの早番、午前中から夕方頃までの日番、昼前から夜までの遅番の3種類の勤務形態が一般的です。
勤務時間は朝6時から夜20時頃までで、深夜勤務はありません。
一方、指定を受けている介護型の施設の場合は、この3種類の勤務形態にさらに夕方頃から翌日朝までの夜勤が加わり、24時間体制で利用者対応にあたることになります。
勤務形態は転職後のシフトに関わるので非常に重要な部分です。

また、直接介護を行うか否かによって業務内容も大きく変わります。
一般型の施設では食事の提供や施設内の環境整備、利用者が参加するレクリエーションの実施などが主な業務になります。
介護型の施設なら、食事・入浴・排泄介助など介護業務も行うことになるでしょう。
なお、介護施設での介護業務については、介護士などの資格がなくても行うことが可能です。